タイでは紙製の紙幣とポリマー紙幣が流通し、券種によって確認ポイントが違います。色だけで判断せず、「見る・傾ける・触る」の順で複数の特徴を確認してください。タイ中央銀行(BOT)は現行紙幣と偽造防止機能を公開しています。
まず券種と現行デザインを公式で見る
旅行前にBOTのCurrent Seriesページで、流通している券種と表裏のデザインを確認します。新旧デザインが並行して流通することもあるため、見慣れないから偽物とは限りません。
2025年には50バーツと100バーツの新しいポリマー紙幣が発表されています。透明窓がある紙幣と従来の紙製紙幣を、同じ基準だけで比べないようにしましょう。
「見る・傾ける・触る」で確認する
明るい場所で、透かし、セキュリティスレッド、透明窓、印刷の細部を確認します。次に紙幣を傾け、色や図柄の変化を見ます。最後に、盛り上がりのある印刷や素材の感触を確かめます。
特徴は券種とシリーズごとに違うため、BOT公式の画像と同じ券種を照合してください。1つの特徴だけで即断しないことが重要です。
受取り時に落ち着いて確認する場面
暗い車内、混雑した屋台、急いで釣銭を受け取る場面では確認が雑になりがちです。高額紙幣を使ったら、店員の前で釣銭の券種と枚数を確認します。
両替は認可された両替所や銀行を利用し、受領書を保管してください。路上での個人両替は避けます。
疑わしい紙幣を受け取ったら
別の店で使って処分しようとせず、受け取った場所と時刻を控えます。銀行や警察へ相談し、紙幣を傷つけたり書き込んだりしないでください。
破れ・濡れなどの損傷紙幣は偽札とは別の問題です。交換可否は銀行窓口で確認します。
タイバーツであわせて確認したい情報
破れや水濡れがある紙幣は、破損したタイバーツ紙幣の交換条件を確認してください。
日本円からの両替やATM利用を含めて準備する場合は、タイの両替・ATM完全ガイドも参考になります。
街頭の販売所で政府宝くじを現金購入する場合は、タイの宝くじの買い方・価格・当選確認で券面価格と安全な確認順も確認してください。
FAQ
透明窓がある紙幣は偽物ですか?
ポリマー紙幣には透明窓が使われます。BOTの現行シリーズと照合してください。
色が少し違うだけで偽物ですか?
照明、使用状態、新旧シリーズで見え方が変わります。複数のセキュリティ機能を確認します。
疑わしい紙幣を使ってもよいですか?
使わず、受取状況を控えて銀行または警察へ相談してください。
公式出典
- Bank of Thailand「Banknotes」: https://www.bot.or.th/en/our-roles/banknotes.html
- Bank of Thailand「Current Series of Banknotes」: https://www.bot.or.th/en/our-roles/banknotes/History-and-Series-of-Banknote-And-Commemorative/current-series-of-banknotes.html
- Bank of Thailand「Counterfeit」: https://www.bot.or.th/en/our-roles/banknotes/counterfeit.html
- Bank of Thailand polymer banknote announcement: https://www.bot.or.th/content/dam/bot/documents/en/news-and-media/news/2025/news-20250829.pdf
情報確認日:2026-08-29

