バンコクMRTの対応改札では、BEMとMRTAが定める対象のコンタクトレスカード等を使って入出場できます。便利ですが、入場は物理カード、出場はスマートフォンという使い分けをすると、同じカード番号に見えても別の媒体として処理される場合があります。
覚えるルールは一つです。入場と出場は、同じカードの同じ形態でタッチする。物理カードで入ったら物理カード、スマートフォンのウォレットで入ったら同じ端末・同じウォレットを使います。
改札を通る前の確認
カード表面または端末にコンタクトレス決済のマークがあり、カード会社で海外利用が有効になっているか確認します。BEMの規約で認められるカードブランド・媒体は変わる可能性があるため、旅行直前に公式FAQを見ます。
財布に複数の交通カードやクレジットカードを重ねたままタッチしません。読み取り対象が曖昧になり、意図しないカードで入場する原因になります。
入場から出場までの正しい流れ
- 使うカードまたは端末を一つ選ぶ
- 改札の読取部へ単独でタッチする
- 通過可能の表示を確認して入る
- 乗車中はカード・端末を取り出せる場所に保つ
- 出場時にまったく同じ媒体をタッチする
- エラー時は再タッチを繰り返さず駅員へ相談する
スマートウォッチとスマートフォン、同じカードの物理版とウォレット版も、乗車記録上は同一とは限りません。家族や同行者と一枚のカードを交互に使うことも避けます。
最大運賃が発生しやすい場面
BEMの規約では、入場と出場で異なるカードを使った場合や、乗車記録が完了しない場合、区間ごとに最大の統合運賃が計算される可能性があります。
よくある原因は次の通りです。
- 入場は物理カード、出場はスマホのウォレット
- 改札エラー後に別カードへ変更
- カードを財布に入れたまま複数枚同時にタッチ
- 出場記録を作らず係員通路から退出
- 端末の電池切れ、カード停止、利用制限
トークンや交通系ICへ途中で切り替える場合も、最初の乗車記録を駅員に確認してから行います。
利用履歴に心当たりのない請求があるとき
日時、駅、使用した媒体、カード下4桁、エラー画面や改札の状況をメモします。カード番号全桁やセキュリティコードをメールやSNSで送らないでください。
BEMの登録アカウントで履歴・異議申立てが利用できる場合があります。公式規約は、証拠を添えて一定期間内に申し出る手続を定めています。期限や必要書類は変わり得るため、BEM公式ページで再確認します。カード自体の停止・承認状況は発行会社へ問い合わせます。
空港鉄道やBTSでも同じですか
この記事はBEM/MRTAが案内するMRTのEMV利用を対象とします。BTS、Airport Rail Link、他の交通機関では、対応カードと運賃処理が同じとは限りません。乗換のたびに改札と運営者を確認してください。
FAQ
同じカードをApple PayやGoogle Walletに登録すれば同じ媒体ですか?
物理カードとデジタルウォレットは別の識別情報で処理されることがあります。入出場で混在させず、同じ端末・同じカード表示を使います。
改札で赤表示になりました。別カードを使ってよいですか?
そのまま別カードへ変えると未完了記録が残る可能性があります。駅員へ最初のタッチ状況を伝え、指示を受けてください。
海外事務手数料はMRT運賃に含まれますか?
カード発行会社の海外利用条件によります。BEMの運賃とは別に、発行会社の手数料・換算レートを確認します。
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公式出典
- BEM EMV Contactless Terms: https://metro.bemplc.co.th/EMV-Contactless-Terms?lang=en
- BEM EMV Contactless FAQs: https://metro.bemplc.co.th/EMV-Contactless-FAQs
- BEM Contact: https://metro.bemplc.co.th/Contact

