食後の下痢や嘔吐が必ず食中毒とは限りません。原因の推測より、脱水を防ぎ、危険な症状を見逃さないことが先です。本記事は診断や処方の代わりではありません。
目次
飲める量を少しずつ確保
意識がはっきりして飲めるなら、安全な水や経口補水液を少量ずつ取ります。一気飲みで吐く場合は間隔を空けます。糖分の多い飲料やアルコールだけに頼らず、薬局で製品を買う場合も表示と薬剤師の説明を確認します。
受診を優先する危険サイン
CDCは、血便、高熱、頻回の嘔吐、脱水の兆候、長く続く下痢などを医療相談の目安として挙げています。尿が極端に少ない、立てない、意識がぼんやりする、強い腹痛がある場合は待たずに医療機関へ連絡します。乳幼児、高齢者、妊娠中、基礎疾患がある人は早めに相談してください。
受診前にまとめる情報
症状が始まった時刻、回数、体温、食べた物と店、同じ物を食べた人の症状、服薬中の薬、保険情報をメモします。便止めや抗菌薬を自己判断で使うと不適切な場合があるため、医師・薬剤師へ確認します。
FAQ
何を食べたか分からなくても受診できる?
できます。分かる範囲の時間経過、症状、既往歴を伝えます。
スポーツ飲料で十分?
状態と製品によります。脱水が疑われるときは経口補水について医療者・薬剤師へ相談します。
旅行を続けてもよい?
水分が取れない、発熱や血便がある、体力が落ちている場合は移動より受診を優先します。

